■指しゃぶりを無理にやめさせる必要はありません


指しゃぶりは赤ちゃんにとって最初のおもちゃであり、楽しみのひとつです。ママのお腹の中にいるときから、指しゃぶりをしている赤ちゃんもいるくらい。赤ちゃんには口に触れたものをなめて吸いつくという反射があり、何かをしゃぶりたいという強い欲求を持っています。自分の指をチューチューと音をたてて吸いつくことは赤ちゃんに深い満足を与えるので、無理にやめさせる必要はありません。

■それほど心配することはありません
以前、指しゃぶりは欲求不満のあらわれといわれたこともあったようですが、3歳頃までの指しゃぶりは歯並びにも影響を与えないので、それ程心配する必要はありません。
指しゃぶりを止めさせようと、指にカラシを塗ったり、ミトンをかぶせたりしても、効果はあまりありません。お楽しみのひとつとして様子をみてあげましょう。

■指しゃぶりは赤ちゃんからのサイン


1歳を過ぎても１日中指をしゃぶっているようであれば、寂しさ、不安、退屈などのサインかもしれません。たくさん遊んであげたり、ベビーマッサージなどでスキンシップをはかるなど、指しゃぶり以外のものへ意識がいくようにしてあげましょう。